オニノヤガラ
オニノヤガラ(鬼の矢柄、学名:Gastrodia elata)は、ラン科オニノヤガラ属の多年草で、森の中などで見られる非常に興味深い植物です。
主な特徴をまとめました。
特殊な生態(腐生植物)
光合成をしない: 葉緑素を持たず、光合成を行いません。
菌従属栄養植物: 生きていくために必要な栄養を、自分自身で作り出すのではなく、地下に共生する菌類(主にナラタケ属の菌)から奪う形で得ています。
不思議な共生: 発芽時はクヌギタケ属などの菌と共生し、成長する過程でナラタケ属の菌に切り替えるという、極めて珍しい生活史を持っています。
地上に姿を現すタイミングが非常に気まぐれです。
菌とのバランス: 地下のナラタケ菌の勢力が強まった年や、適度な湿度が保たれた年など、特定の環境条件が揃った時に「ここぞ」とばかりに地上に花茎を出します。
環境の変化: Ojisanが日頃行われている「間伐」や「下草刈り」といった森の手入れによって、林床に光が入り、適度な土壌環境が作られたことが、結果としてこれらの植物の発生を促した可能性は十分にあります。


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